今は携帯の時代!ですが、
夫とは、’80年代に、
私がコミニュティ誌の、
文通希望欄に投稿したことがきっかけで、
知り合いました。
私は子供の頃から手紙を書くのが好きで、
学生時代は国内のみならず、
アメリカの学生とも、英語を勉強する目的も含めて、
エアメールのやり取りを楽しんでいました。
コミュニティ誌を通しては、
いろんな方からお手紙をいただきました。
その中で、
楽しい文章を、ノリの良い感じで
スラスラ書いてこられる方もいらしたのですが、
夫の文字は群を抜いて、
判で押したようにとても美しい整ったもので、
しかも、とても誠実な印象を受けました。
私は当時、
お付き合いしていた方と別れたばかりでしたが、
その頃から、夫との手紙のやり取りが始まりました。
数回のやり取りでお互いに好感を抱くようになり、
数か月後には、お互いの友達を交えて会いましょう、
ということになりました。
実際に顔合わせした彼は、シャイな面もありましたが、
何より素直で、優しい印象でした。
当時、私は早く家から出たいという願いがありました。
幼少の頃から、
どこまで行っても、私は母に認めてもらえない・・と、
そう感じていて、
寂しさがありました。
早く家を出て、この寂しさから逃れたい、
と思っていました。
そんな強い思いがあったときに、夫と知り合いました。
お付き合いは、ほんの数か月でしたが、
彼の先輩が、二人の仲を、前にどんどん進めてくれるような形で、
結婚、そして新居と、
新しい生活がスタートしました。
そして、夫と生活する中、
あれ?と思うような’違和感’、を感じるようになったのでした。
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