周りの状況・・

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夫と二人で、旅先のホテルに宿泊したときのこと。
自然豊かな場所でしたので、
ずっと原始林の中を走ります。

途中、冬の、灰茶色の木々の中に、
その木々と同じく、保護色の’鹿’が見えてきました。

運転しながら、目を凝らしてよく見ると、
7~8頭の大人の鹿と、小さな子供の鹿が
草を食んでいました。

私は、感嘆の声を上げて夫に知らせましたが、夫は無表情。
鹿が随分いるよ!と言いましたが、
たまに見かけるから、と平気な顔。

確かにちょっと車を走らせると、この辺りは自然が多く、
たまに・・・見かけることがあります。

穏やかそうに見える鹿も、野生動物なので、
列を作っては順番に、
前方の道路をぴょんぴょん横切って行ったり、
あるいは、
いきなり突進してきては、車にぶつかってくることもあり、
私は以前、
左から走ってきた小さな鹿に、
ゴツンとぶつかられたことがあります。
鹿は脳震盪を起こして倒れ、
車は、左側のバンパーや、
ライトが壊されてしまいました。

鹿は、ほどなく起き上がって
どこかに行ってしまいました。

予測運転をしていないと、思わぬ飛び出しで衝突に遭い、
車が大破することだってあります。

その万が一の危険予測は、
鹿の群れに近い方にいる助手席の彼にも、
動きをチェックしながら、注意喚起してほしかったのですが、

私一人が、鹿の動きに慎重になっている感じで・・。

一瞬のうちに、無事に
その鹿の集団をやり過ごすことができたのですが、

その後もハンドルを握る私は、道路の両側に神経を配り続けている状態。

いきなり飛び出して来ないよね?・・・

夫は、私の警戒をよそに、
周りを警戒することもなく、
実に呑気に座っています。

私の運転を信じて、安心してくれているのは、
ありがたいのですが・・!

ケースバイケースなので、
’周りの状況’も気にして一緒に見てもらえれば・・。



先ほどのホテルのロビーに着き、
クーポンの書類を渡されました。

クーポンのQRコードをスマホで読み取り、
電子化しなければ
商品券として使えないとのことで、

私が早速やって、完了!したのですが、

夫の方がなぜか先に進まず、

どこかで設定を間違っているのか、
設定完了、しません。

原因がわからない夫は、
フロントにいた男性に聞くことに・・。

助言を受けながら、あれこれ試していきます。

途中、
新しいゲストがチェックインされてきて!
二人しかいないフロントも、
対応しなければいけない状況になりつつあったのですが、

夫は目の前に現れたゲストに気づかずに、
フロントスタッフを自分のために
引き留めているような状況で・・、

そのフロントの方も、新人さんのようで、
フロントに戻りたく、
気が気でない様子になってきました。

夫は、どっかりソファに座り込み、
スタッフに質問を繰り返し、
自分のタスクを教えてもらうことに専念していて、
周りが見えていない様子・・。

私が、
「今、お客さんが来て忙しいから、あとにしよう。
もう一回、二人でやってみようよ」と言うと、

それで、ようやく周りに気づいた様子でした。

最終的には、私のスマホから彼の分も読み込む、
ということが可能だとわかり、
無事に電子化が完了しました。

自分のタスクに集中してしまうと、
周りの状況は刻刻変わっても、

彼の中では、何事もないように、
自分のタスクが進んでしまう・・。

’周りの状況’を’読む’、というのが、
ちょっとだけ難しい性質なのでしょうね。




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