団らん

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家の中での夫は、
家族のことに、興味関心が薄い様子に’見えて’いました。

自分の世界に没入してしまい、

それが、ものすごい集中力と長丁場なので、
疲労困憊しきってしまう夫は、
もはや、そのタスクが終わってからの、
やれやれ、疲れたわ・・みたいに居間に集う
団らん
がありませんでした。

高い集中力!で、
一日の、持てるエネルギーは使い果たしてしまうので、
話しかけても上の空になってしまい、
生あくびを繰り返し、
起きていられずに、
寝室に直行!というようになります。

私が願っていた、

流れているテレビを、
家族で’何気なく’一緒に見るような・・

時に、みんなで笑ったりするような・・

ごく普通の風景と思える姿も、
我が家にはほとんど、
ありませんでした。

とはいえ、

私は子供たちのために、私自身のために、
団らんの場の、’きっかけづくり’に
奔走?していました。

少しでも和やかな、明るい家庭を作りたい・・
強い希望を持っていました。

今思えば、疲れているとき、
頭に入らないものは・・
入らないですよね。

その当時は、夫にも団らんの場にいてほしくて、
面白いテレビをやってるよ!とか、
話題を提供してみたり、
誰(息子の名)がどうしたんだよ、と、
私は、寝室に直行して行く彼を引き留めるのに、
必死だったのですね。

当時の私は、
夫が集中しているとき、寝室に向かおうとするとき、
’背中を向けられているように’感じてしまい、
心から寂しさを抱えていました。

私は、
「お父さん、仕事で疲れてるんだね」と、
子供に言い聞かせながら、
自分自身にも同じように、言い聞かせていたのでした。

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