結婚した頃、私はいたずら心で、
今まさに、ソファに座ろうとしている夫のお尻の下に、
折りたたんだままのちょっと厚めの新聞紙を、
すっと挟み込みました。
二人で笑おうと思って・・!
次の瞬間、その上に座った夫・・
いたずらっ子のように、
彼のリアクションを見ようとしている私の隣には・・!
’真顔で’’普通に’座っている無感覚な夫、がいました・・。
!
’その無な感じ’・・に、
私の方が、びっくりさせられたのを鮮明に覚えています。
説明しましたが、あ、そう・・。という、
平常心な、不思議なリアクションでした・・。
食の好みは、ひとそれぞれあることですが、
たまに奮発して立派な毛ガニを出しても、
大きなタラバの足を出しても、
ウニの折を出しても、
見た目を華やかにした料理を出しても・・、
何一つリアクションはありません・・!
まるで何事もなかったかのような?
その都度、私はその無感覚さに物足りないやら、
ムッとしてしまいます・・。
母も、どんな手の込んだ手料理を出しても
リアクションがない夫に、
〇〇さんは、反応がなくて、張り合いがないね・・、と
不満を口にしていたのを思い出します。
夫の職場の同僚が話題を提供しても、
やはり夫は、リアクションが薄いとのことで、
興味のないことには、
極端に無感覚・無反応になるようです。
私は、
周りの人に反応を返すことは、
「きちんと聞いているよ。」
「きちんと見ているよ。」
と
気持ちが伝わる大事なことだよ、と繰り返してきたので、
反応を表すように、努力しているようですが。
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