謝る意味・・

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夫は、話しが理解できない時、
興奮してくる習慣があり、

一旦そうなると、
もはやこちらの言っていることはすべて飛んでしまい、
耳には届かないゆえに
さらに理解できなくなることが多々あり、
誤解釈してしまう・・。

そんなときは、こちらが丁寧に説明しても、
紙に時系列を書いて説明して見せても
もはやわかろうとしなくなってしまう・・。
火に油を注いだように激高してしまう・・。

彼の激高の原因は、

「俺に、わからないことを言うな、不安になるだろう!」
ということなんだと思います。

昔の私は、
彼が違う解釈をするたび、
’頑張って’、’何とかして’、
嚙み合うため、
必死の努力をしてきたように感じます。

一旦思い込んでしまうと変えられない。修正がきかない。
そのことへの不安がいつもありました。

昔は、心臓をドキドキさせながら、
泣きそうになりながら、
激高する夫に、正しい解釈を迫っていました。
どうして、理解できないの?

どうして、こちらを悪者にするような、
敵意に満ちた、そんな解釈になるのか?

専門家じゃないですから、
誤解釈や、興奮、激高
全てに疑問でした。

何が起こっているのかわからないまま、
孤立無援状態でした。


今の私は、そういうことが起こった時、すぐその場をあとにして、
彼を一人にしてみます。

落ち着く時間が必要なのだと思い・・。

それを繰り返すようになってから、
彼自身、自分でも少し冷静になれるようになってきたのか、

時間はかかりますが、
自ら、謝りにくることも出てきました。

尊大に怒るのに、謝るときには、さっきまでの怒りはどこへやら、

スキンシップを取りながら、
別人のようにニコニコして、
こちらのご機嫌伺いみたいです。
そのギャップは、同じ人に見えないくらいです。

夫に、謝る理由を聞くのですが、

「お前が怒っていなくなったから・・。」

そういう解釈です。

’さっきの話しで、こう、間違った解釈をしてしまったけど、
こういうことだったんだね。
解釈違いをしたうえに、激高してしまって、申し訳ない’

ではなく・・。

夫には、謝ることになった’元の原因’が見えていない、
私を怒らせてしまってごめん、という謝りなのでした。







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